松の木柄の花ブロック
花ブロックにはいろいろな模様のパターンがあります。
四角く風を通すもの,丸くくり抜いたもの,斜めに線を通して補強したと思われるもの,丸と直線の組み合わせなど,表現はフリーダムです。
先日見かけた松の木柄の花ブロックにはちょっと感心しました。

柄の上一段だけを花ブロックにしてあったんですけれど,半円形を重ねたデザインは松の木をイメージして作られたものと思います。
花ブロックが登場した頃は円形や線で模様を出していたようなんですが,日本調のデザインが入ってくるのは1972年の沖縄本土復帰ちょっと後くらいの1973〜5年くらいのデザインでしょう。
今はみなさんどうお考えかわかりませんが,1960年代後半の本土復帰運動の熱狂は確かにあったと思うんです。
恭賀ムードで和風デザインの花ブロックが登場したと思います。
とても単純化されていますが和のテイストが感じられて,良い表現と思います。

こちらの花ブロックはきちんと白く塗られているコンクリブロックと生地を生かしたグレーに分けられていて,さらにお庭の松の木とコーディネートもされていて,おうちの方の意識の高さと,お手入れをする余裕を感じます。
さらにダメ押しで花ブロックには瓦屋根つきです。
この木は内地の松と思うんですけれど,沖縄にも琉球松と言う松の木があって,もう少し台風にも負けないような横広がりの枝並みになるんですが,松の木は古くから沖縄の人たちに親しまれてきたモチーフのようです。
地名にも松川,松本のように松の字が入っているところがあります。

比べちゃ申し訳ないんですが,そこまで意識が高くないおうちのコンクリ塀はこんな色調のものが多くて,沖縄だと湿度が高いのでコンクリ生地が黒々として見えて,そこまで美しさは感じませんが,まあ,これもアリと感じます。
この辺は本土復帰前後から宅地開発が始まった地域なので,和テイストの花ブロックが比較的多いです。
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価格:10098円 |
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家具調テレビや家具調コタツ,それからデラックスみたいなワードが流行した時代のものですね。
まとめ
今回は松の木柄の花ブロックをオシャレに活かしているおうちをご紹介しました。
花ブロックのデザインも半円の三つ重ねで和テイストを感じます。
単純なデザインではあるけれど,シンボリックで良い表現です。
大体の経年を考えると沖縄の本土復帰運動が高まってからのものと思いますが,この段階で和風回帰のトレンドがあったことでしょう。
ふつうに沖縄に住んでいる方たちが,アメリカ統治に強く反旗を翻した時期と一致しています。


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